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持続化補助金はこうやって書く!小規模事業者持続化補助金の書き方講座
弊社のホームページも今月で、開設から9ヵ月ほど経ちました。
先月は全く更新をしないという失態をしてしまいましたが、
今後とも気が向いたときにでも良いので見に来てくださいねー(o^∇^o)ノ
さて弊社のホームページの1日の訪問者数は、検索エンジンのクローラーなどを除けば、およそ30人~40人ぐらいです。
その多くが、小規模事業者持続化補助金の説明ページを見に来ています。
その理由は、「小規模事業者持続化補助金 採択率」のキーワードで、上位に来ているためです。
なので!
小規模事業者持続化補助金関連の記事を書けば、皆さんのお役に立てるかな?と思いまして、
本日は、 小規模事業者持続化補助金の申請書作成のポイント を書いてしまおうかと思っています。
このノウハウでお金を取っている方、ごめんなさい…
私は、無料でやっちまいますヽ(=´▽`=)ノ
というのも実は、来月、私の地元であります大田原市で小規模事業者持続化補助金のセミナーが、大田原商工会議所主催で行われ、そのセミナー講師を務めることになりました。
そこでプレゼン資料を作ったのですが、せっかくなので出来るだけ多くの方に見てもらった方が、
私的にも嬉しいのでここで、ご紹介しちゃうという訳です。
いつものように前フリが随分と長くなってしまいましたので、さっそく本題に入ります!
まず補助金の採択をゲットするためには、
小規模事業者持続化補助金に限らず、
当該補助金のポイントとなる部分を押さえなければなりません。
そのポイントとは、
その補助金の
・事業目的
・審査の方法
・公募要領に書かれているヒント
をちゃんと読み込むと言うことです。

この補助金の目的 は、P26に書かれています「事業の目的」を見てください。
ポイントは、以下の2点になります。
・経営計画を作成する必要がある
・販路開拓の取り組みであること
つまり販路開拓になる経営計画書を作ってちょ!ということです。
次ぎに 審査の方法 は、P42に書いてあります。
どこら辺が加点対象になるのか、じっくり読み込んでください。
また補助金の審査方法の多くは、加点審査なので書くかどうかに困ったら取りあえず書いてください!
しかしここで注意点として、
商工会が窓口 となっている事業者の方は、エクセルベースでの申請 となりますので、
いっぱい書くことができません!
なぜなら、1つのセル内に各項目を書かなければならないから です。
私は1次申請の際に、商工会議所のフォーマット(ワード)で作っていたので、商工会窓口の申請分に関して書き直すという失態をしてしまいました…
ちなみにこれは、何を意味するかと言いますと、
店舗改装や店内設備の更新などを考えている事業者の方は、
めっちゃ不利になると言う事です。
なぜなら、
今回申請しようとしている補助事業のテーマが
「商品・サービスの開発」や「販売促進」といったテーマならば、
その取り組みは、この補助金の目的である販路開拓に対して 直接的 な内容なので、
補助事業を具体的に書いていけば、ほぼ通ります!
しかし「店舗の内装」や「店内設備の更新」などのテーマでは、販路開拓の取り組みという観点では 間接的 になってしまいますので、よりストーリー性が重要 となってきます。
しかし1つのセル内に書ける文字数は限られていますので、文章を圧縮するなどしなければなりません。
結構しんどい作業になると思います。
また図表なども別添資料にしなければならないので、審査員によっては、ちゃんと見てもらえない可能性もありますので、文章だけで理解してもらえるように書く必要もあります。
なんだよー!商工会の窓口の方が不利じゃんかーと思われるかも知れませんが
商工会窓口の採択率は6割以上あると言われていますので、商工会管轄の事業者の方のほうが実際は有利なのです。
最後の 公募要領に書かれているヒント とは、
P20~P22にある記載例下の網掛け部分にこういった要素を書いてね!
と記載されていますので、そこら辺もちゃんとおさえて作成していってください。

この3点をおさえずに申請書を書き始めてしまいますと
あとで書き直しをしなければならないと言うことになりかねませんので、
はじめにちゃんと熟読をしてから書き始めてくださいね!
それでは次ぎに申請書のどの項目がどういった観点で審査の加点となるのかをご説明します。
※画像が小さくて見にくい場合は、画像をクリックしますと大きく表示されます。

まず様式2の「1 企業概要」~「3 自社や自社の提供する商品・サービスの強み」の項目には、現状分析を書くことになります。
①自社の経営状況分析の妥当性という加点項目がありますので、しっかりとみなさんの会社の分析を行って書いてください。
ここでは、強みを適切に把握できているか が特に重要なので、「3 自社や自社の提供する商品・サービスの強み(オレンジの部分)」はしっかりと書きましょう。

②経営方針・目標と今後のプランの適切性では、「4 経営方針・目標と今後のプラン(赤の部分)」が加点される部分で、
「2 顧客ニーズと市場の動向(青の部分)」と、「3 自社や自社の提供する商品・サービスの強み(緑の部分)」が ちゃんと踏まえて書かれている かがポイントとなります。

③補助事業計画書の有効性では、様式3の「補助事業の具体的内容(赤の部分)」が しっかりと具体的な内容で書かれているか がポイントとなります。
またその内容が 創意工夫されているか も加点対象になっています。
なので、この部分がウチの差別化ポイントよ!とアピールして書いてください。
ちなみにここに書かれている内容は、「4 経営方針・目標と今後のプラン(緑の部分)」や「補助事業の効果(青の部分)」にリンクされていなければなりません。

④積算の透明・適切性では、「補助事業の具体的内容(赤の部分)」の部分で 補助事業の費用がちゃんと計算 され、その費用が 費用区分にちゃんと書かれているか がポイントになります。

最後に「1 企業概要」の内容は加点対象にはならないですが、各項目の根拠になる部分を書く必要があるので、ここも重要となります。
と今回は、
補助事業のポイントなる部分と審査の観点について書いてきました。
何となく各項目の繋がりが見えたでしょうか?
しかし実際に各項目に何を、どういう感じで書いていいのか分からない方も多いかと思いますので、
次回は、申請書の各項目にどういうことを実際に書けばよいかを具体的に説明したいと思います。
それでは、また(*´∇`*)
小規模事業者持続化補助金 申請書作成のポイントと書き方の説明をしちゃいます! その2


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