愛しのショパン

今回から不定期になると思いますが、私の尊敬している作曲家について少しずつですが書いて行きたいと考えています。
それではまず第一弾としまして、私がもっとも愛している作曲家の「ショパン」について、書きたいと思います。

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フレデリック・フランソワ・ショパン Frédéric François Chopin

1810年3月1日(2月22日、1809年3月1日説あり) – 1849年10月17日

 

ショパンは、ポーランドの音楽家で、作曲家はもとより、ピアニストとしても超有名でした。
彼の作品の特徴は、まず何と言ってもあの美しい旋律、そして完全なホモフォニー(和音中心)構造で広範囲な半音階法、転調で構築された作風で、古典的な形式にはこだわらず様々な技法を取り入れ、半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、それまでになかったピアノ音樂の新しい地平を切り開いた偉大な作曲家の一人だと私は思っています。
また彼が残した作品のほとんどがピアノ曲と言うことが示すようにピアノの特性と限界について追求し続けていた作曲家でもあります。

音樂の話をしているとよく「もっとも好きな作曲家は?」何て質問をしたり、されたりしますが、
20代の頃はその時々で変わっていたのが、いつからでしょうか・・・
ここ数年は「ショパン」に落ち着いています。おそらく今後も彼を言い続けると思っています。

なぜショパンなのか?
まずそれは私が作曲をする上で、以下の2点を重視しているためです。
① 美しい旋律の曲をつくりたい!
② 聞き手の「次ぎはこう来るだろう」という和声を裏切りたい!
①に関しましては、シーケンス的(繰り返し音樂)な曲や暗ーい曲も作りますので、常に美しいとは言いにくいところはありますが、私の想いとしましては、一応常に意識はしています(゚ー゚;A

つまり私が聞き手にやろうとしていることをショパンは、私に対してこの2点をやっちゃっているからです。
そりゃやろうとしていることをやられちゃっている訳ですから、好きになってしまうのは仕方がないことなのです。
実際、私が好きな作曲家たちは、この2つの必要条件をクリアしているのですが、ショパンは、その中でも特出していると言うことなんです。
またラフマニノフは彼に対してこんな言葉を残しています。

彼は常に新しい。

私も全く持て同感です!

私は、主題(テーマ)がどんどん展開されて行く曲が好きで、
ショパンは、そう言った曲を沢山作曲していますが、
その中でも大好きな「バラードの1番」を貼っておきますのでよろしかったら聞いて見て下さーい(*^-^)

Krystian Zimerman – Chopin: Ballade No. 1 in G Minor, Op. 23

Krystian Zimerman – Chopin: Ballade No. 1 in G Minor, Op. 23

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