ラフマニノフについて

前回は、「ショパン」について私の想いを書きましたが、
今回は、ショパンの次に好きな作曲家であるラフマニノフについて書きたいと思います。

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セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ
Сергей Васильевич Рахманинов

1873年4月1日(ユリウス暦 3月20日) – 1943年3月28日)

 


ラフマニノフは、近代音樂の中でもロマン派(モダンロマン)に属し、甘美な旋律、色彩感豊かなオーケストレーションなどを追求したロシアの作曲家で、ピアニスト、指揮者でもありました。
彼自身が優れたピアニストであったこともあり、演奏効果の高い優れた作品が大変多く、ピアニストにとって彼のピアノ曲及びピアノ協奏曲を収録する事は最高のステータスと言っても過言ではないと思います。

彼の作品の特徴は、彼にしか作れないような広範囲な和声、随所に散りばめられた速いパッセージ
そしてこれでもかって言うぐらいのメローな旋律and大スペクタクル(^ー^)
スラウ系万歳!!ロシア最強!!ピアノ好きにはたまらない絶品な作品ばかりです。
またラフマニノフは、20世紀まで生存していたため、彼が録音した演奏を聴くことができます。
これは音樂を愛する者にとっては大変嬉しいことで、多くの作曲家が残したものというと
実際には楽譜しか残っておらず、指揮者や演奏者がその楽譜から作曲家の意図を感じ取り、またその時代背景なども考慮して演奏をする訳ですが、ラフマニノフの場合、本人の演奏が聞けるわけですから、それほどうれしいことはないのです。

ちなみにこちらがその演奏になります。

ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 本人演奏 音程修正

またラフマニノフは長身であったため、手の大きさがはんぱない事で有名ですが、なんとその大きさは14度の音程を片手で押さえることができたり、
(私も指は長い方ですが、それでもド~ファ(11度)までしか届きません、赤い丸が14度(シ)です)

人差し指で「ラ」、中指で「ド」、薬指で「ミ」、小指で「ソ」そして手の中を通して親指で1オクターブ向こうの「ド」を押さえる事ができたと言われています。デカスギー!

最後に私は、ピアノ協奏曲が大好きなのですが、
その中でもラフマニノフのピアノ協奏曲の2番、3番は、誰もが認めるほどの名曲中の名曲です。
2番はフィギュアスケートの曲なんかにもよく使われています。
最近では、ソチ・オリンピックでの真央ちゃんのフリーの曲がその曲です。

今回ご紹介するのは、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番ではなく3番でランランの演奏によるものです。
もの凄ーくパワフルな演奏ですので、見入ってしまうと思います。
そして最後にはランランのガッツポーズまで見れちゃいます!
また上記でご紹介しております、ラフマニノフ本人の演奏も3番ですので良かったら聞いて聞き比べをして見て下さい。

Rachmaninoff – Piano Concerto no.3 (Lang Lang)

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