neoclassic novelette 言葉シリーズ

昨日に引き続き、本日も私の樂曲をご紹介します。
まず私の樂曲の特徴を言いますと
「リピート」や「カッコ」「ダ・カーポ」「ダル・セーニョ」
と言った「繰り返し記号」が全くと言っていいほど出てきません。
そのほとんどが「変奏曲」の形態をとっています。

変奏曲とは、あるテーマ(主題)が次から次へと変化していく樂曲を言います。
ベートヴェンが得意としていました。

ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲は大変素晴らしい変奏曲の1つです。

Daniil Trifonov, Zubin Mehta – Rachmaninov, Rhapsody on a theme by Paganini

なぜそのような形態をとっているかと言いますと
ここには少しこだわりがありまして、
音樂は、物理的な表現ではないので時間が存在しなければ成り立たないものです。
また時間は戻すことは出来ません。

それとは別に生物は、これまでの長い時間の中で、環境に適応するために進化を遂げて来ました。

つまり私は、時間の中で存在する音樂をある種、生き物として捉えているため、
時間とともに変化するアプローチは、ごく当たり前であり、自然と私の作曲技法の中に取り入れられていました。
したがって私の曲は、主題を何回も何回も転回をして変奏を繰り返すため、
どうしても長い曲になってしまい聞き手の方には「長~い」と不親切な曲になっているのです(゚ー゚;A

実は昨日ご紹介した曲も、はじめの段階では10分を超える曲になる筈でしたが、
ブランクが長過ぎたため、2つの変奏部分がうまく接続できなかったため、やむなく削除してしまいました。
結果的にはスッキリしたので、まぁこれはこれで、「ま、いっか!」と納得はしています。

前フリが大変長くなってしまいましたが、今日ご紹介する曲は、
私が大学2年の時から作っているピアノ小作品である「novelette 言葉シリーズ」を5曲ご紹介します。
「novelette 言葉シリーズ」は、現在までにおよそ20曲ぐらいで構成されています。
「ぐらい」と付けたのは、2002年に私が作曲していたデータが全てふっとんっでしまったため
修復不可能なものが存在するからです。

また上記で、自分の曲は長いとか言いながらも今日ご紹介するのは「小作品(短い曲)かいっ!」と
自己つっこみするほど矛盾していますが、長い曲をご紹介してもアンニュく(退屈)なるだけですので
取りあえず「短い曲」も作ってはいるので比較的聞きやすい小作品をご紹介した次第です。
よろしかったら聞いてみてくださーい(o^∇^o)ノ

2003年に制作したnovelette作品「言葉」シリーズの「愛情」と言う曲です­。

neoclassic(ネオクラシック) novelette 言葉シリーズ 「決心」

2003年に制作したnovelette作品「言葉」シリーズの「決心」と言う曲です­。

neoclassic(ネオクラシック) novelette 言葉シリーズ 「意思」

2005年に制作したnovelette作品「言葉」シリーズの「意思」と言う曲です­。

neoclassic(ネオクラシック) novelette 言葉シリーズ 「交差」

2006年に制作したnovelette作品「言葉」シリーズの「交差」と言う曲です­。

neoclassic(ネオクラシック) novelette 言葉シリーズ 「縁起」

2007年に制作したnovelette作品「言葉」シリーズの「縁起」と言う曲です­。

今回ご紹介出来なかった残りの「novelette 言葉シリーズ」は、また今後ご紹介します!

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