前回、前々回と、動画SEOについて書いて来ました。

今回は、前回の日記から随分日にちが経ってしまい、当初書こうとしていた結論と違っていますが、
現在私が動画SEOについて、知りうる情報の総まとめ的な内容を自分自身の備忘録も兼ねて、
出し惜しみなくじゃんじゃん書いて行きたいと思います(o^∇^o)ノ

ちなみに今回の内容は、YouTube動画を使って、
いかにして自分のサイトに誘導させるかをテーマに書いていますので、
YouTube動画で収益を考えている方が読まれてもアンマッチな内容となりますのでご了承ください。

 

今回の内容の結論となるポイント

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  • 制作する動画が、テキストよりも伝わりやすいものかどうかを検討する。
  • 動画をスキップされないために開始2秒以内で、すぐに内容に入る。
  • 動画をスキップされないために開始15秒以内で、ツカミをとる。
  • ホームページに誘導させるために外部アノテーションリンンクを動画内に貼る。
  • 検索結果の上位表示を狙うために「字幕(キャプション)機能」を使う。
  • 検索結果の上位表示を狙うために動画タイトルを考える際には、検索件数が10万件以下もしくは動画が表示されていないキーワードを設定する。
  • 市区町村レベルの地域ワードは、検索結果の上位表示を狙いやすい。
  • 検索結果の上位表示されても、そもそもそのワードで検索されているかをキーワードプランナーで確認する。
  • クリックをしてもらうためにサムネイルをしっかり作りこむ。

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動画制作上のポイント

 

■■動画開始の15秒間が大切!■■

youtubesichoushakokoro

YouTubeが、YouTube での視聴者獲得に役立つ重要な知識やアドバイスを公式で
クリエイターハンドブック」として公開していますが、そこで、

視聴者維持率の高い動画やチャンネルは、魅力的な再生エクスペリエンスを提供している。YouTube は、YouTube での総再生時間を長くする動画が検索などで視聴者の目に留まりやすいように最適化されている。

と「再生時間の長さ(再生維持率)」の重要性を教えてくれています。
つまり、一見動画の「再生回数」が人気のバロメーターと思ってしまいますが、
そちらよりも「総再生時間」が重要だといっています。

したがって、動画を制作するにあたっては、内容の品質の高さが求められることになります。
また動画をスキップされずに再生維持率を高めるためには、どうしたらよいのでしょうか?
この疑問に対しても「クリエイターハンドブック」では、以下のアドバイスをくれています。

視聴者の心をつかむ
多くの視聴者は、動画の再生を続けるどうかを最初の数秒で決めます。早い段階で視聴者の心をつかみ、その後も注意を逸らせないようにします。
最初の映像を魅力的なものにします。
すぐに視聴者に語りかけます。
どのような内容の動画かを冒頭で視聴者に伝えます。
視聴者の好奇心を刺激します。
質問を投げかけます。
冒頭部分を動画の「予告編」として使います。
よほどすばらしいものでない限り、ブランディングの表示は 5 秒以内にとどめます。

正直、このアドバイスはいかにも英語を翻訳した文章で、あまり頭に入ってきません。
まぁ要するに何が言いたいのかといいますと、
動画をスキップされないために、冒頭のツカミはしっかりとれ!ということだと思います。

Googleの視聴者維持率レポートでもどの動画も最初の 15 秒間が重要だよ!と書いてあります。

どの動画でも最初の 15 秒間に注意する必要があります。再生をやめる視聴者が最も多いのがこの時間帯です。

また動画視聴中の離脱率は、はじめの10秒間に半分くらいの人が離れてしまい
30秒以降になると見ている人は20%を切るといわれています。
(ウェブ動画力 ROIを最大化する動画マーケティングの実践的ノウハウ96 P98)

つまりどんなに中身の良い動画でも開始10秒でツカミが取れないとアディオス!されてしまうということです。

 

■■直ぐに動画が始まるようにする!■■

さらに動画の再生開始まで2秒より多くかかった場合、かかる時間が1秒増えるごとに動画の離脱率が5.8%増えるみたいです。

オンライン動画、スタートまで2秒超で5.8%ずつ離脱していき、中断1%ごとに再生時間が5%減る

なので、「ヒカキンTV エブリデイ♪」というようなアイコンを作ってもいいと思いますが、
このアイコンが長過ぎるとおそらく中身を見てもらえる前に離脱されてしまう可能性が大ですので、
動画は直ぐに始めましょう!

 

 ■■YouTubeの字幕(キャプション)機能を利用する!■■

Googleなどの検索エンジンでの検索結果の表示は、基本的に文字情報をベースに決定されていますが、動画の場合は、その重要な「文字情報」がありません。
そこでYouTubeの機能で、動画に文字情報を持たせることができる
「字幕(キャプション)機能」を使うことで、検索エンジンでの検索結果が向上するみたいです。

 動画の再生回数を伸ばす”動画SEO”で差を付ける“もう一歩”。「タイトル」でも「タグ付け」でもない“●●機能”

 

youtubejimaku

YouTubeの字幕(キャプション)機能は、上記の図のように動画編集ページの右上の「字幕」タブをクリックし、字幕の編集ページで行うことができます。
詳しいやり方は、「youtube 字幕 やり方」で検索してみてください。

 

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動画タイトルのポイント

 

■■検索件数が10万件以下もしくは動画が表示されていないキーワードを設定する■■

動画のタイトルは、動画を制作する次ぎに重要な作業だと思います。
なぜなら私がアップした各動画のキーワードを2つほど選んで、googleで検索をしてみました。
その結果が下記の通りです。

為替予約 1次試験 (約 233,000 件) 1位

労働市場 部分均衡 (約 102,000 件 )2位

スクリャービン 編曲 (約 50,800 件) 1位

キャッシュフロー  解き方(約 14,600 件) 1位、2位

君が代  編曲 (約 63,900 件) 3位

夢であいましょう 編曲(約 19,500 件) 1位

経済波及効果  依頼(約 130,000 件) 4位、5位

「為替予約 1次試験」は23万件の検索結果で1位になっています。
これはたまたまですが、検索件数が10万件以下(少なければ少ないほどGoodです。)もしくは
動画が表示されていないキーワードでタイトルを設定すれば、
かなりの確率で上位表示が期待できることが分かりました。

一応、参考までに1つ例をあげますと

「neoclassic(ネオクラシック) 君が代 編曲 アレンジ」というタイトルの動画があるのですが、
「君が代  編曲」で検索しますと 「約 63,900 件)」のサイトがヒットします。
そしてこの動画の順位は3番目になります。
次ぎに「君が代 アレンジ」で検索をしますと「約 153,000 件」の検索結果で、
十万件を超えた件数ですので、私の動画の順位は何位になっているか分からないぐらいの圏外です。
つまり、同じ動画のタイトルであっても検索結果の件数が多ければ多いほど、
上位表示が困難になるということです。

またキーワードを絞るメリットとして、本気で何かを探している人は、
キーワードを絞って検索をするということです。
例えば、コートが欲しいときに「コート」と検索をしないですよね!
「ブランド名 コート メンズ 黒」といったように本気で何かを探すときは
キーワードを絞って検索をすると思います。
つまり、検索結果を絞るという作業は、
検索結果の上位表示
見込客となる可能性の高い顧客を皆さんのホームページに誘導できる
ということになると考えられます!

市区町村レベルの地域ワードは上位表示されやすい!■■

上位表示が狙えるキーワードとしてよくいわれているのが、
「市区町村レベルの地域ワード」を入れるとかなり良いらしいです!

ですので私的には、現在サービス業を経営されている、
例えば、「美容室」や「飲食店」などの経営者の方は、お店の紹介動画を制作し、
そのタイトルに、店舗のある地域名をいれると集客が見込めるのではないかと考えています。

なぜなら、美容室や飲食店など、初めて利用する場合、「地域名 美容室 おすすめ」といった感じで
「地域名」を入れて検索される方が多いとよく言われていますので、
動画のタイトルに地域名は、必ず入れた方がいいと思います。

また動画ですので、テキストや画像よりも店の雰囲気が紹介できると思いますので、
お店の紹介動画は是非ともおすすめします!

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その他

■■タグは、「タイトル」「説明文」にあるキーワードしか書いても効果が薄い?■■

タグなんですが、いろいろなサイトで、どうせいっぱい書けるんだから書けるだけ書きまくれ的な記事を多く見ます。
しかし私的には、タグは、「タイトル」「説明文」にあるキーワードしか書いても効果が薄い?のではないかと考えています。
その理由は、前回の内容に書いてありますのでご覧下さい。

 

■■サムネイルをしっかり作りこむ。■■

「Wasp Barcode Technologies」というBtoB向けの企業が、
サムネイルを最適化することで閲覧数2倍以上になったと報告しています。

今後、必須の動画SEO!YouTubeクリエイターハンドブックを読み解くシリーズ第3弾

どのように最適化すればよいかは、YouTubeの「クリエイターハンドブック」の「サムネイルの最適化」に書いてあるので一度ご覧になってみてはどうでしょうか。

 

■■「チャンネル登録者数」「評価」「コメント数」と検索結果の因果関係は良く分からない■■

良い動画の条件として、
・「チャンネル登録者数」の多い方の動画は、良い動画
・「評価」の高い動画は、良い動画
・「コメント数」の多い動画は、良い動画
という記事をチラホラ見ますが、

私的には「チャンネル登録者数」と「コメント数」の多い動画が良い動画とは限らないと思っています。
なぜなら、
「チャンネル登録者数」の多い方の動画は、その動画を制作している方の動画は、良い動画が多いから登録者数が多いとは思うのですが、
それは全体的な話であって、個別的な動画の評価とは別の話だと思っているからです。

また「コメント数」の多い動画も確かに良い動画というか、人を惹きつける動画だとは思いますが、
しかしコメントには批判的なものもありますので、「肯定的なコメントが多い」と場合のみが良い動画だという考えです。

そこで、実際にそうなっているかを確認してみました。
確認方法は、googleの動画検索をかけて、1位~5位までの検索結果と「チャンネル登録者数」「評価数」「コメント数」との相関関係を見るというものです。

取りあえず「りんご 皮むき」「星に願いを ジャズ ピアノ」「習字 小筆」というキーワードで確認をしてみました。
1位~5位までの結果は以下の通りです。(2014年12月8日 現在)

りんご 皮むき

順位 チャンネル登録者数 Good評価数 Bad評価数 コメント数
1 24017 390 20 52
2 64 2 2 1
3 275 64 2 10
4 111 19 8 4
5 28 0 1 1

※通常検索の場合、1位の動画が1位になっています。

星に願いを ジャズ ピアノ

順位 チャンネル登録者数 Good評価数 Bad評価数 コメント数
1 157 63 2 12
2 16 15 1 7
3 15394 653 19 70
4 56 1 0 0
5 483 200 20 55

※通常検索の場合、4位の動画が1位になっています。

習字 小筆

順位 チャンネル登録者数 Good評価数 Bad評価数 コメント数
1 253 1 0 1
2 11 2 1 0
3 253 1 0 0
4 1233 2 2 2
5 207 1 1 0

※通常検索の場合、2位の動画が1位になっています。

ご覧の通り、「チャンネル登録者数」「評価」「コメント数」と順位の相関関係は全くありませんでした。
まぁしかしサンプル数が3つですので、コレを持って判断するのも乱暴ですので、
私の意見としましては、よく言われている、上位表示を狙いたければ、
「チャンネル登録者数」「評価」「コメント数」をとにかくあげとけ!という意見には賛同せず、
これらの検索結果との因果関係は、「良く分からない」というフワっとした立ち位置にしておきます(笑)

 

 ■■制作する動画がテキストよりも伝わりやすいものかどうかを検討する■■

検索結果画面上でWEBサイトへのリンク以外の要素で、例えば動画や画像、ニュースなどを表示させる機能のことをユニバーサル検索といいます。

私的には、検索結果画面上に動画や画像が表示された場合、通常のWEBサイトへのリンクよりも目立つので、クリック率が高いのかなぁ思っていましたが、アメリカの調査会社Jupiter ResearchやcomScoreが実施した調査では、「動画や画像だからといってクリックされるわけではない」ということが分かっているみたいです。
(下図のユニバーサル検索によるユーザーの行動変化のグラフをご覧下さい。)

またアイレップという企業の「アイトラッキング」という視覚行動の調査でも、単純に目立つものに視線が移動するのではなく、キーワードとの関連性によってクリックが決定することが明らかになっているようです。

つまり検索する目的は、ある疑問に対する回答がほしいわけですから、表示されるものが目立つかどうかは関係なく、その疑問を解決してくれるかどうかが重要というわけです。

例えば、りんごの皮むきを上手にむきたい場合、テキストで理解しやすいか動画で理解しやすいかは、検索する人の属人的な話になりますが、このケースでは動画の方が、クリック率が高いと考えられます。

したがって動画を制作する前に、その動画が、テキストよりも伝わりやすいものかどうかを検討する必要があるということです。

ユニバース検索行動

ユニバーサル検索によるユーザーの行動変化
出典:ウェブ動画力 ROIを最大化する動画マーケティングの実践的ノウハウ96 P98

eyetra

 アイトラッキングによる検索行動調査

出典:アイレップSEM総合研究所、レリバンシー・プラスが共同調査、Googleユニバーサル検索結果画面の行動データを分析したアイトラッキング調査を発表 | プレスルーム | 株式会社アイレップ

 

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結論

 

今回、3回に渡って動画SEOについて書いてきましたが、その目的はYouTube動画を使って、いかにして自分のサイトに誘導させるか!です。
今回は、YouTube動画を制作し、上位表示になるためのポイントを沢山書いてきました。
しかし実際にYouTube動画を見て貰ったけれど、その後に自分のサイトに誘導できなければ、今回の目的は達成されません。

そこで最後にここで、YouTube動画から自分のサイトに誘導するための仕掛けについて書きたいと思います。

私は、自分のサイトに誘導する仕掛けとして、YouTubeの機能で、アノテーション機能を使えばいいと考えています。
具体的には、外部アノテーションリンンクを動画内に貼って、あとは動画の中でホームページに誘導させるようなことを言えばいいというコトです。

例えば、料理の動画ならば、詳しいレシピは、この画面の右上にある吹き出しをクリックしてください!とアナウンスすれば、気になる人は誘導されると思います。

ちなみに外部アノテーションリンンクのやり方は、こちらのサイトで詳しく説明されていますのでご覧下さい。
【改訂版】Youtubeから外部のWEBサイトへリンクを貼る方法

次ぎに外部アノテーションリンンクのことを
・どのタイミングで言うか?
・いつまで表示させておくか?
を考えなければなりません。

言うタイミングは、せっかちな方は、直ぐに動画をスキップしてしまうと思いますので、
やはり冒頭部分で、一度アナウンスをした方がいいと思います。

次ぎに外部アノテーションリンンクをいつまで表示させておくか?ですが、
これは、取りあえずアナウンスした時ときに10秒ぐらい表示させて、
あとは説明文にリンクを貼るなどして、
常に表示するのは目障りですので、止めた方がいいかと思っています。
ちなみに説明文にリンクが貼ってあることは動画内で一度説明はしておいた方がいいと思います。

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それでは以上を踏まえまして、今までのことをまとめますと

 

  • 制作する動画が、テキストよりも伝わりやすいものかどうかを検討する。
  • 動画をスキップされないために開始2秒以内で、すぐに内容に入る。
  • 動画をスキップされないために開始15秒以内で、ツカミをとる。
    参考までにこの方の動画はどうでしょうか?1分間でわかるプレゼンのコツ 〜つかみ編〜
  • ホームページに誘導させるために外部アノテーションリンンクを動画内に貼る。
  • 検索結果の上位表示を狙うために「字幕(キャプション)機能」を使う。
  • 検索結果の上位表示を狙うために動画タイトルを考える際には、検索件数が10万件以下
    (少なければ少ないほどGoodです。)もしくは動画が表示されていないキーワードを設定する
  • 市区町村レベルの地域ワードは、検索結果の上位表示を狙いやすい。
  • 検索結果の上位表示されても、そもそもそのワードで検索されているかをキーワードプランナーで確認する。(前回の日記を参照)
  • クリックをしてもらうためにサムネイルをしっかり作りこむ。

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以上がポイントです。

今回長々と書いてしまいましたが、少しでもこの記事が、皆さまのお役に立てればと思いながら、
一生懸命、書きました。(;´▽`A“
また何か新しい情報が入りましたら、お伝えしますのでよろしくお願いいたしまーす。(^▽^)/

 

最後に動画SEO関連で参考になるサイトをご紹介します。

動画マーケティングの最新情報|movieTIMES ムービータイムス

クリエイター ハンドブック