今日は、資金調達の一種であるクラウドファンディングについて書こうと思います。

まずクラウドファンディングとは、インターネットを通して「クリエイターや起業家」が「不特定多数の人達」から資金を募るサービスのことです。

最近3Dプリンターの件で、ちょっと話題になったこの方もクラウドファンディングで「彼女の夢」を叶えていました。(興味がある方はリンク先を見てみてください)

クラウドファンディングのユニークな点は、支援者のリターンが資金に対しての金利や株式ではなく、モノ・サービス・体験で支払われると言う点です。
つまりこのクラウドファンディングの支援者は、一般的な株式の出資者と違い、金銭的なリターンを求めている訳ではないということです。
なので、彼らのような支援者たちをクラウドファンディングでは、インベスターではなくパトロンやサポーターといった表現がとられています。
また支援者達も「500円」といった小額の金額から支援することができますので、支援者も気軽にクリエイターや起業家のプロジェクトの応援が出来ます。

では実際にクラウドファンディングとは、どのようなサービスなのかというと
まず「資金調達希望者」が「こういう事がしたいので、支援をよろしくお願いします!」といった事業計画書を示します。
それを見た「支援者達」が500円から10万円の幅で支援をします。
もちろん200倍の開きがあるので、沢山の金額を支援した人が多くのリモノ・サービス等のリターンがあります。
あとクラウドファンディングのユニークな仕組みとして、「All or Nothing型」という方式が取られています。
これは募集期間内に目標金額を超えた場合のみ投資が成立し、目標金額が越えなかった場合(不成立)は、支援した資金は支援者に全額返金されます。
つまり目標金額に満たない場合は、「無かったことになる」ということです。ちなみに登録に料金は発生しないので、誰も損はしない仕組みになっています。
クラウドファンディングの運営サイトは、投資が成立したときに資金調達希望者から10~20%の間で手数料によって運営されています。
(あと広告収入等もあると思いますが)

クラウドファンディングの仕組み図

 

手数料の比較サイト

 

またクラウドファンディングを実施するメリットとして、事業やプロジェクトを実行する前に、顧客のニーズを把握することができるということです。
なぜなら資金調達希望者の事業を支援する人たちは、その投資案件が成立した場合、その事業そのものであるモノやサービス・体験等が支払われる訳ですから、つまりはそれが欲しい!と言っていると同じことだと考えられるからです。
たまにFacebookの「いいね!」の数をマーケティングリサーチの結果として使う人がいますが、それとは比べ物にならない位、クラウドファンディングの方がマーケティング機能として利用できるということです。しかもそれが無料で!

とまぁクラウドファンディングの市場は今後、ますます拡大していくと思われます。
そこで、現在(2014年7月)のクラウドファンディングの市場を調べたところ月間15億5000万円が日本のクラウドファウンディングを通して成立しているみたいです。
グラフから見て貰うと分かるとおり、右肩上がりでしかも大きく上昇しています!

日本のクラウドファンディング市場推移

 

出展:visualizing.info 日本の主要クラウドファンディング累計支援額 月次推移 (積み上げグラフ)

 

みなさんも何か事業やプロジェクトが思いついたら、取り合えずニーズを見るという意味でもクラウドファンディングを利用されてはいかがですか?

最後におすすめのクラウドファンディングをまとめておきます。(日本のクラウドファンディングのみ)

・日本では一番有名 CAMPFIRE

・大規模な事業用 music securities

・社会貢献に特化 READYFOR?

・女性向け Green Girl

・ガジェットに特化 Celevo DASH

・アニメに特化 Anipipo

・世界に進出したい人向け COUNTDOWN

・地域貢献や地元を応援したい人向け FAAVO

・アートに特化 micromecenat

・映画に特化 FiRoom

・スポーツに特化 sportie FUND

・ファッションに特化 TOKYO DESIGN COMMIT